INTERVIEW No.003 – airchair エアチェアー

INTERVIEW No.003

日本・中国でサロンワーク フリーランス美容師 チギラ氏
まずは自己紹介をお願いします

チギラです。38歳です。 美容師歴は17歳から初めて、今年で21年目になります。 もうジジイになりました(笑) 元々地元の埼玉で2年くらい高校在学中に美容室で働き始めました。 いわゆる丁稚奉公みたいな感じでですね。 そこでアシスタント業務を叩き込まれ、通信教育で美容師免許を取りました。 その後、埼玉から千葉に行って4~5年ほどスタイリストとしてやって、その後中国上海で10年。 5年ほど前から福岡と中国を行ったり来たりしつつ、それぞれの国のお客様にサロンワークを行っています。

air chairを始めたきっかけは?
基本、気楽な方が好きなので

福岡での知り合いが始めたサービスで、ちょっと興味あるなーくらいで初めて見ました。 air chairを始める前は、各拠点に自分のサロンを持っていましたが、その頃はオーナーとしてスタッフの管理やフォローをしなければいけなかったりと、自分以外の事で仕事の時間を費やす日々でした。 今は完全に自分だけの管理なので、そういう意味ではすごく楽ですね。 また、その分時間も増えたので、以前より無理なくお客様へのサービスに充てられるようになりました。

中国ではサロンワーク以外のことも

中国では一応サロンに所属はしてます。 そちらでも業務委託とまでは言いませんが、自分の時間が取れるようにフレキシブルに働かせてもらっています。 中国ではサロンワークもやりますが、最近は技術講習会のお仕事が多くなってきました。 店長・マネージャークラスの方々に、カット講習やカラー講習を行っています。 中国のスタイリング技術も、少し前に比べるとだいぶ上がってきたんですよ。 ただ、カッコよくクールにスタイリングする技術はあっても、ベーシックなカット技術やカラー配合の理論が伴っていない場合が多々あるようで、その辺の基本(基礎)的な日本の技術を教えてほしいというニーズはかなりありますね。

air chairはどんな感じの使い方をしてますか?
中国で予約を組み立て、日本に戻って来てます

いまは日本にいるのがだいたい月10日間程度なので、そこにお客様を予約を固めて利用しています。 お客様の予約は、中国にいるときにLINE等で日程・場所を決めてしまいます。 このやり方って、何気にair chairにとても利便性を感じていて、最大の利点だと思ってます。 通常のサロン営業とは違い、美容師側が時間・場所を決めて、自分が働く時間をコントロールできる所は、僕みたいな複数拠点でお客様を持っている美容師の働き方としては、すごくいいなと思います。

予約は余裕を持って

ただ、アシスタントを雇っている訳ではないので、一人でやれる絶対数は、ある程度決まってきますね。 あと、air chairで借りているセット面は基本的に1席なので(サロンによっては2席予約可能)、確実にお客様同士が被らないように時間配分を行う必要はあります。 なんで、余裕を持って予約を組み立てています。

air chairでの人間関係は?
みなさん大人の美容師さんなので(笑)

基本的にオーナーの方々も僕も(笑)お互い大人の美容師なので、すごくいい人で気を使える方ばかりです。 それでも同じ空間でお仕事をさせていただくので、合う合わないは多少あると思います。 通常の面貸しや業務委託で固定のサロンに所属している方々は、オーナーや店長と合わないなってなったとしても、お客様の手前すぐに辞めるわけにもいかないじゃないですか。 その点air chairなら、好きなサロンをスポットで予約できるので、使ってみて合わないなと思ったら次からは他のサロンを予約すればいいだけなので、そういう人間関係の煩わしさから解放される点も、air chairのメリットだと思います。

これからのair chairユーザーに向けて
思ったより大丈夫!

お客様を他のサロンに移動させたら、失客するんじゃないかとか、場所が変わったら来てくれないんじゃないかとか考えると思いますが、案外大丈夫です(笑) そんなにアナタとお客様の絆は薄くないから大丈夫です! もちろん失客ゼロではないんですが、サロンに所属していた時よりインスタグラムなんかのSNS等の集客に、真剣に向き合えてるような気がします。 実際ここ10カ月くらいで、頑張って単価を上げたんですが失客はゼロです。 重ね重ねになりますが、SNSやセルフブランディングみたいなのは、しっかりと向き合ってください。 良くも悪くもそこ次第で、サロンに所属している時より、ハッキリと結果が出てきます。 なんで、やり方は人それぞれですが、僕がこれからair chairを利用しようと考えている人に言えることは「案外平気だよ!意外とイケるよ!」と伝えたいです。